海外大卒社会人インタビュー#1:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ハリス マイケル

海外大卒社会人インタビュー#1:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ハリス マイケル

01/04/2019

皆さん、こんにちは!E活編集部です。

本日は海外大学を卒業し、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社されたハリスマイケルさんに、学生生活や就活、現在のお仕事について書いてもらいました。

ハリスマイケルさんについてご紹介


出身はイギリスのCanterbury Kent。キングス・カレッジ・ロンドンで脳科学部を卒業後、同じくイギリスにあるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)にて脳科学の修士号を取得。卒業後、Deloitte Tohmatsu Consulting合同会社に 2017年4月入社。


大学・大学院は一貫して脳科学を専攻。新薬開発の傍、テニスや日本文化クラブにも所属。


  • 専攻についてもう少し具体的に教えてください。
    • 神経医学の中でも遺伝子組み換えや新薬開発をメイン(ALSや新生児低酸素虚血症の治療など
  • 課外活動はどういったことをしていましたか?
    • ULJSのCommitteeや大学のテニスチームに所属
  • 大学時代、一番印象に残っていることは何ですか?
    • 一人暮らしの自由・年末試験で生の脳味噌を解剖


修士課程に入ってから就活を意識。転職するときの選択肢が幅広いコンサルティングを選択。


  • いつ頃意識し始めましたか?
    • 2016年2月中旬
  • いつ具体的な行動を始めましたか?
    • 2016年4月初旬
  • まず始めに何をしましたか?(例:自己分析、就活セミナーに参加)
    • BALJOBやCareer forumのWeb調査、セミナー参加や同級生との相談
    • やりたい領域を知るためにGoogle 検索で勉強
    • Webで模擬面接をひたすら検索
  • その後の大まかな就活の流れを教えてください
    • Web選考で興味のある領域にひたすらエントリー開始
    • Web試験は挑む前にまずWebで模擬を探してから挑戦
    • Career forumやBALJOBでの面接前に一緒に回る仲間を固定(当日の精神的安定のために大事)
  • 最終的に何社にエントリーし、何社から内定をもらいましたか?
    • 日本の会社は10社ほどに応募、内定3社
  • 就活中特に役に立ったイベント・本・ウェブサイトなどはありますか?
    • 日本オフィスの選考を受けたのですが、各会社HomepageのUS/UK版を中心に参考しました。(今思うと日本オフィスのホームページも見ておくべきでした。)
  • 就活中特に苦労したことは何ですか?
    • 準備不足や「NO」と言われる精神的な辛さ
  • 志望(していた)業界を教えてください。
    • 製薬とコンサル
  • なぜその業界を志望したのですか?
    • 製薬はインターンと専門との共通性
    • コンサルは入った後の転職選択肢が多いから(国&業界)
  • その中でもなぜデロイト トーマツ コンサルティングを選んだのですか?
    • 残業代が出ないため、従業員も皆業務時間内に仕事を終わらせるといったマインドセットで働いている。変に残業をしてお金を稼ごうといった風土がないことが魅力的だった。また、尊敬していた先輩がいたため、弊社を選んだ。


内定はロンドン・キャリア・フォーラムで。デロイトの選考はなんと5次面接まで!


  • どの選考会(フォーラムなど)を利用しましたか?
    • London Career forum
  • どういう選考フローでしたか?
    • Web:ES提出
    • Web:日本語・英語・数学試験
    • 一次面接:人物面接
    • 二次面接:Case study面接
    • 三次面接:Case study面接
    • 四次面接:「5年後の自分はどうなっていたいか」というテーマを元に、日本語ネイティブであれば英語で、英語ネイティブであれば日本語で面接官にプレゼンテーション。
    • 五次面接:パートナーと人物面接
  • 履歴書・ESはどうやって対策しましたか?
    • Google検索で模範解答を繋ぎあわせた
  • 面接はどうやって対策しましたか?
    • US/UK homepage (BCGやマッキンゼーなど)のCase studyと模範解答を見る
  • Webテストはどうやって対策しましたか?
    • 模擬試験を検索して良い結果が出るまで練習
  • 選考中、何を一番意識・アピールしていましたか?
    • 面接に出てくるCase studyを楽しむこと、自分に合う会社を探すこと
  • 何が評価されたと思いますか?
    • 答えがふざけていても、Case studyを解くことを楽しんでいたので、入社しても仕事を楽しんで伸びると評価された
Image Description


2017年4月入社。現在はクライアントの在庫管理システムのプロジェクトを担当。問題解決の達成感・クライアントからいただく感謝の言葉が何よりもやりがい。


  • 入社年月を教えてください。
    • 2017年4月
  • 同期は何人くらい?そのうち海外大学勢は何人?
    • 全体で110人くらいで、海外大学卒の方がその25%くらい、外国籍の方が25%くらい。
  • 勤め先企業はどういった業務をしていますか?
    • 問題解決、情報収集分析、システム開発、要件定義、プレゼン、etc.
  • ご本人は所属部署で今現在どういった仕事をしていますか?
    • クライアントの世界各国にある拠点に在庫管理システムを導入
  • 入社から今までの大まかなキャリアパスを教えてください(携わった仕事・働いた地域・所属した部署 等)
  • 部署:Technology
    PJ例:M&Aや会計要件や資産管理についてのPJ
    関わった仕事:会計監査、情報収集、情報分析、資産管理、システム開発導入、人事関係
    地域:日本、スェーデン、フランス、インド、メキシコ、中国、台湾、沖縄

  • 日々のやりがいは何ですか?
    • 予想外の問題をうまく解決した時の達成感やクライアントからの感謝
  • 入社前後で感じたギャップは何かありますか?
    • 思ったよりホワイト企業&能力重視ではないこと
  • 今後のキャリアプランを簡単に教えてください。
    • 製薬・医学関係への移動
  • 御社の一番の魅力は何だと思いますか?
    • 普通は新卒に任せない仕事ができる
  • 社風はどんな感じですか?
    • 外資に見えるが、他の従業員と常に競い合っているといったギスギスした感じがない上に、社内の人間同士結束があるので、良い意味で日経企業の要素もある。その結果、日本国内の大企業のクライアントとのコミュニケーションもうまく取れているという実感がある。
  • コンサルティングは激務だと言われることが多いですが、実際のところワークライフ・バランスはどうですか?
    • とても良い。一時的に徹夜とかありますが、その分別な時に休めます。ちゃんと事前に報告すれば有給もとりやすい。
  • 御社およびコンサルティングという業界はどういった人に向いていると思いますか?
    • 論理的でやり方よりも結果重視の人。また、間違えてもすぐ状況を立て直せる人(仮説ベースで仕事するので、実際間違えることは多いです)。

就活は、断られてもめげずに頑張ろう!


  • どの選考会(フォーラムなど)を利用しましたか?
    • London Career forum
  • 就活を終えて学んだことはある?
    • 無理だと思っても、行きたいところは受けるべし(損はない)。人生「YES」も「NO」と言われることが多いのは当たり前
  • 就活生に一言アドバイスを!
    • 恋愛だと思って自分と合う人(会社)を見つけてください。初彼氏・初彼女と結婚するわけではないので経験だと思って挑んでください

ハリスマイケルさん、ご丁寧な回答ありがとうございました。
これからもドシドシ海外大学を卒業された、社会人の方々の生の声をお届けします。ぜひご期待ください!

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