
イギリスの大発明: 世界最古の旅客鉄道があるマンチェスター産業科学博物館

マンチェスターとリバプールを繋いだ駅がある博物館
どうも、かげっちです。
皆さんはクリスマスをどう過ごしましたか?日本に一時帰国した方もいれば、または違う国に行ったなどありますが、私はイギリスに残ってました。
私が住んでるコベントリーについては、お店やコンビニですらクリスマス当日はお休みだけど中華街は空いていることがほとんどです。交通機関も閉まってるのでクリスマスイブの時はお買い物を済まし、クリスマス当日を迎えることが多いです。
私はそんな中、マンチェスターとリバプールに行きました。
今回紹介するのは、マンチェスター産業科学博物館です。ちなみに入場料は無料です。
ここのエントランスには、コンピューターや電気の始まりを紹介するブースがあり、科学好きにはたまりません。
(コンピュータープログラムを機械化したもの)
マンチェスターというば、18世紀後半に始まった産業革命の中心地ですよね。蒸気機関車の開発と綿工業がこの地で発達したんですね。エントランスの奥に進むと、綿工業の実態が見られます。
(綿仕仕分け機。)
蒸気機関車の駅へ
その名の通り、1830年に設立されたマンチェスターとリバプールを繋ぐ駅では、当時使われてた様子を見ることができます。
ここで世界史の豆知識を一つ。
実はこの駅は、世界で初めての定期運行する鉄道が開通した歴史的な場所なんです。工業の発達により大量に生産できるようになった綿織物を世界に輸出するために、この鉄道を使って港町リバプールまで運んでいました。そしてこの鉄道は物資だけでなく、人も運ぶことになり、交通の一つとして利用されるようになったのです。
ここがプラットホーム。線路には降りられませんが、一番奥まで歩けます。
私が訪れた際は、工事中だったため見れませんでしたが、当時使われていた蒸気機関車も見られるそうですよ(見たかった涙)。
元駅舎に入ると当時の様子を地図や展示から見られます。
ここは、ファーストクラスのチケットを購入する場所として使われていました。
個人的に好きだったところは、ここ。
送出卓ディレクターの放送室!(汽車関係ない!!)
どのようにニュースが当時届けられて、テクノロジーの発で世の中がどれだけ便利になったことなどが知れます。当時使っていたタイプライターや産業革命で発明された印刷技術を使って印刷された新聞など、マンチェスターのニュースがどのように届けられていたかが展示されています。
カメラだって昔はフィルムで携帯で撮影なんて考えられなかったのに、今の世の中は便利すぎますね。
教科書で学んで、受験の時にしか使わないのかなと思ってたけど、実際に読んでいたものが目の前でみれるとワクワクしますよね。皆さんも教科書だけの知識だけではなく実際に訪れて歴史を体験してみては?
References:
綿工業:
https://www.scienceandindustrymuseum.org.uk/whats-on/textiles-gallery
新聞からテレビまでニュースをどのように届けたか:
https://www.scienceandindustrymuseum.org.uk/whats-on/connecting-manchester